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南インドの貧困地域に縫製工場を建てたい !
 

tree & moonでは2023年から貧困女性を雇用している縫製工場で商品の一部を縫ってもらっています。

この場所で新しく縫製工場として使える建物を建てたい!と思い、このプロジェクトを立ち上げました。​

​※資金は全額集まりました。ご協力いただいた方々、ありがとうございました。

まずはじめに、ブランドを始めるキッカケとなったストーリーを簡単にお話させてください。

子どもの頃、当時海外でボランティアをしていたお父さんが、タイとネパールとアフリカのウガンダに連れて行ってくれました。その時、日本の自分たちとの生活の違いにびっくりしたことを今でも覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

大人になってから、子どもの頃から大好きだった洋服は主に発展途上国と呼ばれる国で作られていることを知りました。

 

安い洋服が作られている裏側には、低賃金で働かされている人たちや化学染料や農薬で病気になる人たちがいること、美しい自然まで汚しているという現実を知り、何気なく便利に安く買っていた洋服や日用品が貧困や​病気、環境破壊に関係していることを知りました。

 

それから東南アジアをバックパッカーで何ヶ国か旅をしました。

旅の途中で何度も「何か自分にもできることはないか...」と思いましたが、何も行動に移せず、ただただモヤモヤが止まらないだけでした。

それから時間が経ち、自分の人生やりたいことだけしようと決めたときにすぐ頭に浮かんだことは、

子どもの頃から大好きな洋服を作りたい!

ずっと感じてたモヤモヤをもうやめて行動に移したい!

美しい自然や生き物を将来もずっと見ていたい!

と思い、自分が楽しんでできることはこれだ! と思ってブランドを始めることにしました。​

そんな想いでブランドを始めてtree & moonは今年で4年目を迎えました。

 

そんな中2022年、南インドのタミルナードゥ州のナタムという小さな村にある工場と出会いました。

 

この地域の貧困女性たちがしている仕事はだいたい1日150ルピー(日本円で約260円くらい)しか稼ぐことができず、田舎町なので遠くまで仕事をしに行くと、交通費でお給料がほとんど消えてしまうそうです。

 

それだけではなく、ここでは女性が自由に生きることが難しいといいます。

男女差別がたくさんあり、貧困女性がいい仕事に就くことは難しいそうで、仕事を紹介してもらう代わりに仲介人から性交渉を求められることもあるそうです。

 

この状況をなんとかしたい! と活動しているNGO ( Rural Institute for Community Health )が無料の縫製トレーニングを提供していて、貧困女性が6ヶ月間通って、縫製を学ぶことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでトレーニングをした後、女性たちが安全に安心して働き続けることができるように、縫製工場が立ち上げられました。

しかし今は1枚あたりの縫製代がとても少なく、大量の洋服をスピードを上げて縫わないといけません。

そして今、コットンの価格が上がったことによりオーダーは減っているそうです。

その点から、tree & moonでは1枚あたりの洋服の縫製代を彼女たちが必要な分の金額を支払い、ゆっくりなスピードで丁寧に縫ってもらうことで、日本でも販売できるようなクオリティに仕上げていくことにしました。

 

 

​少しずつですが、技術も上がってきていて、オンラインショップでも販売できるようになり、Tiered Skirt はこの工場で縫製されたものです。

 

まずはここで働く女性たちが安定した収入が得られるようにすることが目標です。

そして、もっとここで働ける人を増やしたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、この工場に関わっていくうちに色んな問題点も見えてきました。

​その中の1つが自分たちの建物を持っておらず、使っている場所が借りている建物だということです。

 

せっかく縫製注文が入ってきても、借りている場所の家賃を毎月支払うことで

働いている女性のお給料は少なくなってしまいます。

そこで自分たちの建物が欲しいけど、工場を建てる資金がないとのこと。

それを聞いて、みんなで協力して工場を建設することはできないか、と思いました。

建物の資金は105万円です。

​tree & moonの売り上げから20万円の寄付をして、すぐに工場建設を始めました。

 

 

この建物が完成することで、家賃を支払う必要がなくなり、

女性たちは縫製した分全てのお給料をもらうことができます。

弱い立場にいる女性たちが自由に働ける環境が作れます。

そしてこの新しい工場が完成することで、ブランドを立ち上げた時に掲げていた自分なりのフェアトレードを実現できる夢の第一歩につながります。

こちらの動画は縫製トレーニングを提供しているNGOで活動しながら、縫製工場を立ち上げた

スタンレー代表からの動画になります。

​実際に働いている女性にもインタビューをしてみたので是非見てみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建物を建てて、ここで働く女性たちが安定した収入が得られるようにすることが今の一番の目標です。

そして、今後はもっとここで働ける人を増やしたいと思っています。

この目標を実現するために、どうか力を貸していただけないでしょうか?

 

​寄付のお支払い方法は、お買い物と同様、クレジットカード、銀行振り込みからお選びいただけます。

金額は5千円、3万円、5万円からお選びいただけます。

数量を追加していただけますと、この3つの金額以外も寄付していただけます。

例:5千円×2 = 1万円

​集まった金額は定期的にinstagramやwebsiteでお知らせしていきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

​いつもたくさんの応援の言葉、サポートありがとうございます!

この建物が完成したら、寄付してくださった方々の

​名前と写真を建物に貼りたいと思います。(希望の方のみ)

 

​これからも貧困問題について、ブランドを通じて取り組んでいけたらと思っています!

どうぞよろしくお願いします!

                              木来 Moku

                                                               

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