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南インドの女性達(center for hope)と一緒に仕事をしはじめて2年が経ちました。

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たくさんの人に寄付していただき彼女たちの仕事場の建物が建ち、JICAに協力してもらった1年間のトレーニングも今月で終了しました。

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縫製の仕事はtree & moonの服だけでなく、日本の方々から少しずつオーダーをいただけるようにもなりましたが、まだまだ仕事がない日があったり、縫製が苦手な子は縫えない服もあるのが今の現状です。

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しかし毎月安定したお給料がないと彼女たちは仕事を続けられません。オーダーがない月は私の貯金を使って支払っていましたが、金銭的にも精神的にも辛くなってきてしまいました。

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最初は彼女たちへのサポートを心から望んでしていたのに、気付いたら毎月の支払いを義務のようにしている自分に気づきました。

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この活動をしていない人生は違ったのかな…と考える日は何度もあったし、いつまで自分は重荷を背負い続けることになるのだろうか?と不安になる日はたくさんありました。

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こんな貧困の差が激しい世の中を作ってきた大人たちに怒りや悲しみを感じた日もありました。

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こんな気持ちで続ける自分も嫌だし、そんなエネルギーで続けているとこれからうまくいかない気がしました。

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しかし彼女たちは純粋で美しい心を見せてくれ、たくさんの気付きや感動を与えてくれます。そして何より、私は彼女たちのことが愛おしくてたまりません。

始めたことに後悔した日はないし、やめたいと思ったことは一度もないです。

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自分も楽しみながら、この素晴らしい場所を守り続けていくには他の仕事を増やしていくことが必要だと感じました。

そこでハンドメイドペーパーなら誰でも簡単に作れ、縫製が苦手な子でもできるかもしれない!と考えました。

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材料はインドの子どもたちが使ったノートなどの紙ごみをもらい、工場で出る布のハギレ、水だけのリサイクルペーパー。

材料費を0円にすることで少しでも多く女性たちのお給料になればと思いました。 

そこに手作業での活版印刷をすることでタグや名刺、ショップカードなどが作れます。

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そして今回日本からペーパープロジェクトに協力してくれたのはリタ。

リタのような16歳に会ったのは初めてで、彼女は自分の好きなことに向けてお金を貯め、自分の気持ちに正直にワクワクすることに従って生きています。

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リタはハンドメイドペーパーを可愛くオリジナルで作っていて、今回その技術をシェアしてくれるために一緒にインドまで来てくれました。

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16歳の子がインドまで来てくれたことに彼女たちは驚いていたし、とっても喜んでくれました。リタは2週間の間毎日一緒に紙作りを教えてくれました。

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紙だけでなくハギレで作るコットンペーパーの知識を深めるため、工場の女の子4人を連れて隣の州のペーパー制作ワークショップに参加し、1泊2日の研修旅行にも行きました。

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ワークショップでは紙の作り方から乾かし方まで細かく教えてくれました。彼女たちはペーパー制作や工場見学、新しい土地の景色に興味津々で目を輝かせて見ていました。

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普段隣の州に行くことやホテルに泊まること、レストランでご飯を食べることはできず、基本は村から出ることができません。

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"新しい土地、食べ物、新しい体験が

できて本当に幸せ。

本当に連れてきてくれてありがとう"

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とたくさん感謝の気持ちを伝えてくれました。

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宿では3人で1つのベッドで寝たり、

夜寝る前はゆっくり頑張って英語を使って

色んなことを話してくれました。

工場で働き始めて彼女たちの人生が変わったこと

、信頼できる仲間ができたこと、新しい体験をしていくことがこれからの夢なこと、自分がやりたいことには声をあげていきたいと思ったこと。

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彼女たちのことをもっと知ることができ、絆を深めることができた夜になりました。

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どんな過酷な状況に置かれていても、目を輝かせる彼女たちはとても美しい存在でした。

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今は女性が虐げられて生きていかなければいけないこの地域ですが、彼女たちがお母さんになるときには、どんな子育てをするようになるのだろうかと楽しみになりました。

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純粋で優しく、生き生きと働いている彼女たちを見ていると、彼女たちが出すエネルギーは必ず周りを幸せにしていくだろうと思いました。

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この場所を続けることにはとっても意味があると信じています。

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しかし継続するには取り組まないといけない課題がたくさんあるので1人では手が回らず、周りの方々からの協力が必要です。

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このような理由から寄付を募ろうと決めました。

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今回のプロジェクトにかかった金額は

283,896円です。

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ペーパーを作る際の道具や活版印刷の道具、ワークショップ代、1泊研修旅のホテル代や移動でかかったガソリン代、彼女たちの2週間の研修費、そして技術をシェアしにきてくれたリタの航空券です。

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今回も自分でお金を貯めてインドに来ると言ってくれましたが、16歳のリタがインドに来てくれたことはたくさんの人たちに勇気を与えてくれると思い、応援したいと思いました。

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この想いに賛同してくれる方は是非ご協力していただけたら嬉しいです。

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寄付は3000円、5000円、10000円〜の寄付枠をつくらせていただきました。

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10000円以上寄付していただいた方には

寄付が集まり次第、彼女たちが作ったペーパーのポストカード3枚をプレゼントしたいと思っています。

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住所とお名前をお忘れずにご記入お願いします。

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いつもたくさんの応援、サポート、愛を本当にありがとうございます。

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これからも愛がベースにあるブランドであり続けていきたいです。

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tree & moon 代表 

志和 木来 moku

ハンドメイドペーパープロジェクト

¥10,000価格
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